【書評】デジタルミニマリスト

読書

みなさん、こんにちは。クラログです。

本日は「デジタルミニマリスト」について紹介します。

ミニマリストという言葉は最近よく聞くかもしれません。

自分に必要なモノを見極め、少ないモノで暮らしていくという考え方です。

本書はその考えをスマホやタブレットなどのデジタルツールにも応用しています。

この記事がオススメな人
  • ついついスマホを手に取ってしまう
  • 自分がやりたいことがあるが時間がない
  • スマホやタブレットの使い方を見直したい

デジタルミニマリズムとは?

本書ではデジタルミニマリズムを下記のように定義しています。

自分が重要だと考えていることにプラスにつながるかどうかを基準に、デジタルツールの最適化を図ること」

そして、プラスになると判断した場合でも、自分の目標達成にとって最善かどうかを見極めて、違うならば最適な利用法を探るか別を検討する必要があると。

つまり、「なんとなくスマホを手に取ってSNSを開く」のではなく、ある目標の達成にこのSNSやデジタルツールが必要だから開くといった感じですね。

確かに意味もなく、スマホやタブレットを開いてしまうことは多く、自分に必要のない情報を目にしてしまっている人も多いのではないでしょうか。

デジタルミニマリストになるためには?

自分の人生の目標を決める

最初に考えるべきは自分が人生で成し遂げたいことは何かを明確にすることです。

なぜならデジタルツールはその手段にすぎないからです。

例えば、自分が世界一周旅行をしたい!という願望があるなら、それを叶える方法を調べるのに活用したり、どんなスポットをめぐるかをInstagramやTwitterで探すのもいいいでしょう。

このように、なんとなくデジタルツールを使うのではなく、常に「人生の成し遂げたいこと」を軸に活用すべきなのです。

ツールを選別する

次にツールの精査を行いましょう。

選別の基準は人生の目標の達成に向けて一番有効な手段かどうかです。

ポイントはもし有効な手段になっていたとしても、それが最善でなければ新しいツールや活用方法を見直すということです。

「自分にとって最善のツールしか活用しない」と決めるのです。

時間を決める

デジタルツールを活用する時間やタイミングも自分で予定に組み込みましょう。

なんとなく空いた時間に確認するものではなく、日々の予定の中に「Twitterを見る時間」と組み込み、その時間は集中して目的を達成するためにTwitterを活用します。

こうすることで最大限集中してデジタルツールを活用できますし、その時間の中で自分が成し遂げたいことに必要な情報を入手できるように工夫を行うようにもなります。

例えばTwitterのフォロワーを厳選したり、スマホではなくPCなど大きな画面で見るなど自分に合った方法を見つけていきましょう。

デジタルミニマリズムを継続するには?

上記の3ステップを行い、どのデジタルツールをどのように活用するか決めたとしても今までの習慣は簡単には変わりません。

ついついスマホを開いてしまい、元の生活に戻ってしまう人も多いでしょう。

ここからはデジタルミニマリストを継続するために必要なことを書いていきます。

誘惑を無くす

まず最初のステップとして、常に持ち歩くスマホからはSNSは消去してしまいましょう。

TwitterやInstagram、FacebookなどはPCでも閲覧することができます。

活用をPCにするだけでも、SNSを開くまでのハードルも上がり、日々持ち歩くスマホの誘惑も絶つことができます。

実際に私もスマホからSNSを無くしてからは無駄に時間をSNSに消費することがなくなりました。

最初はストレスを感じてしまうかもしれませんが、「ついつい使ってしまう」状況をなくすことが大切です。

余暇活動を充実させる

スマホからSNSを消去した人が次にぶつかるのは、今までSNSを見て何となく過ごしてしまっていた時間をどうするかという問題です。

スマホからSNSを消去してみると、多くの時間が生まれることに気づきます。

駅で電車を待つ時間や電車に乗っている時間、友人との待ち合わせまでの時間など。

そしてその時間が一番スマホを開きたくなる誘惑が大きく、ストレスも感じてしまい、デジタルミニマリストを辞めてしまう人が多いのです。

デジタルミニマリストを続けるにはこの時間を余暇活動を充実させることが大切なのです。

私はデジタルミニマリストになることで生み出した時間を読書に充てていることと、プライベートでサッカーをしていることもあって困ることはなかったですが、趣味がない人はまず自分の時間を使ってやりたいことを探す必要があります。

これを機にやりたかったけどできていないことなどありましたら行うようにして余暇の時間を活用してください。

自分自身と対話する時間を作る

今の私たちはどこに行くにもスマホを肌身離さず持ち歩き、外部からの刺激を受け続けています。

お風呂やトイレの時間でさえもスマホを触っている人は多いのでないでしょうか。

そうした時間をスマホを手放し、自分自身と対話する時間に当てます。

そうすると、ふとアイデアが湧いてきたり新しいことを思いついたりできますし、心がすっと落ち着く時間になります。

私自身も実践してみてとても効果を感じていますのでぜひ家の中でスマホを手放してみてください。

本記事のまとめ

本書を読み、下記の行動を実践してからは日々の時間がとても増えたように感じています。

  • スマホからSNSを消す
  • Twitterのフォローを必要な人だけに厳選し、見るのを夜の30分だけに限定
  • 家の中ではスマホは机に置いたままにして持って移動しない
  • 外ではスマホを鞄に入れて、Kindleをすぐ手に取る

今までどれだけ時間を浪費していたかがわかりました。

スマホ離れをしたいと思っている人はぜひ本書を手に取り実践してみてください。

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