【書評】年間100万円の配当金が入ってくる最高の株式投資

読書

今回紹介する本は【年間100万円の配当金が入ってくる最高の株式投資】

自分自身でも配当金投資には2018年からコツコツ取り組んでいる。

Twitterでの発信を参考にしていた配当太郎さんが本を出したと知って購入してみた。

配当株投資の魅力や株の購入基準などわかりやすく記載しており、自分の方向性が間違っていないことを再確認できた。

本の著者情報

  • 著者:配当太郎
  • 投資家。学生時代に株式投資を始め、リーマン・ショックを経て、配当株投資に目覚める。 大型株を中心に投資し、保有銘柄の9割は配当金が年々増える「増配銘柄」が占める。Twitterのフォロワーは7万5000人超。毎日、配当株投資に関する情報を発信している。本書が初の著書となる。

どんな人に向けて書かれた本か

この本は初めて投資を始めたい!という人に向けてというよりは、ある程度のマネースキルがある人に向けて書かれている印象を受ける。

レベルとしてはネット証券やネット銀行の開設はもちろん、NISAやidecoなどの非課税制度の理解や王道のインデックス投資などを既に始めている人だ。

インデックス投資などに飽きてきて次のステップに進みたい人にぜひ読んでほしい。

この本を読んで学んだこと

配当株投資の魅力

①半永久的に配当金が得られる

配当株投資の魅力はなんと言っても半永久的に配当金が得られることだ。しっかりと稼ぎ続けられる企業を選ぶことができれば減配していくことはない。10000円をもらってそのまま使ってしまえばそれで終わりだが、そのお金で株を買えば、毎年300円をもらい続けることができる。

本業以外の安定した収入源の一つとしてとてもお勧めできる。

②株価や市場に左右されにくい

配当株投資の良さは相場の乱高下に左右されにくいことだ。

王道のインデックス投資では長期の投資を行なっていたとしてもリーマンショックのような大暴落が起きてしまえば資産はマイナスになる。もしそのタイミングでお金が必要になり取り崩そうとしてもかなり心理的にハードルがあるだろう。

しかし配当金は多少の減配はあるかもしれないが、株価ほど影響を受けない。そしてその配当金を使ってまた安い時に株を購入する資金に充てることもできる。

どんな企業の株を買うべきか

①通信、商社、銀行、保険など参入障壁が高い業種のTOPの企業に投資する。

具体的な企業名をあげると銀行では三井住友銀行や三菱UFJ銀行、商社は三菱商事や伊藤忠商事、保険は東京海上HD、通信はKDDIやNTTといった企業になる。いわゆる大型株と呼ばれるものだ。安定的に稼ぐ企業だからこそ大企業であり、配当も安定しておりなおかつ増配も見込める。

②最初は5つの企業くらいで始める

分散を最初から意識しすぎて多くの企業の株を買いすぎないこと。

なぜなら管理が大変だから。自分は初期から30企業ほどの企業を買っていますがかなり管理は手間と時間がかかる。

配当太郎さんが言うように100万円くらいまでは絞っておくほうが価格の浮き沈みを実感できますしお勧め。

株の購入タイミング

①まずは1株買ってみる

価格のチャートなどを見て「今は高い」と考えて結局買うことができずにどんどん株価が上がっていく経験をしている人も多いのではないか。

今では証券口座によっては1株から買うことのできる口座も多くなっている。

まずは1株購入して自分の中での基準の価格を作りましょう。

その基準をベースにすることで買い増しの判断がしやすくなります。

②買い続ける

配当株投資においては買い続けることが大切です。配当金に目を向けてコツコツ積み上げる。その結果、1年後や10年後には大きな配当金を手にできます。

配当金投資を始めた時に陥りやすいいのは、株価が上昇してなかなか買い増せないということ。その時に考えて欲しいのは、配当株投資は基本的に売ることはなく、つまり株価が少し高くてもそこまで大きな問題ではないのです。

現状の配当利回りに納得できていれば買い続けましょう。

参入障壁の高い大型株への投資であれば、あまりにも高値で掴むことがなければ問題ないと私も思います。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか。

配当株投資を始めたい人にとってはとてもお勧めの1冊です。

本書の中ではより細かくお勧めの企業や投資基準が紹介されています。

ぜひ読んでみてください!

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