みなさんは読書がただ本を読むだけになっていませんか?
読書は行動に繋げてこそ価値を発揮します。
今回は著者赤羽雄二さんの
「ACTION READING アクションリーディング」1日30分でも自分を変える”行動読書”
を読んで学んだことを参考に読書法やアウトプットの方法などを書いていきます。
本は読むことが目的ではない
読書は読むことが目的ではなく、読書を通じて学んだことを行動に結びつけてこそ価値があります。
そのために必要なのはなんとなく本を選ばす、
- なぜその本を読むのか
- その本を読んでどうなりたいのか
上記を明確にしてから、本を読み始めるようにしましょう。
自分に必要な部分も明確になりますし、着実に自分の頭に入ってきて効率が上がります。
読書の優先順位を上げる
時間がないから本は読めない!
こう思っている人はそもそも読書の優先順位を上げましょう。
つまり、生きていく上で必要だから、仕事をしていく上で必要だから、成長する上で必要だから読む
というふうに考え方を変えるのです。
そして、スケジュールに読書の時間を必ず入れましょう。
自分の生活スタイルに合わせて朝でも夜でも構いません。
自分は朝の6時〜6時半、移動時間、夜の入浴時間を読書にあてると決めています。
集中読書術
読書の効率を上げるために気をつけることは3つです。
- 集中できる環境を作る
- 1冊を読み切る
- 読書中にメモをとらない
1.集中できる環境を作る
読書をする際には集中して読書ができる環境を作りましょう。
読書を妨げるものとしては、スマホからの通知や、騒音、仕事のメールなどです。
スマホやPCは電源をオフにして、自分が集中できる場所で読書をしましょう
2.1冊を読み切る
何冊も並行して読むことはやめて、集中して1冊を読み切るようにしましょう。
理由は、並行して何冊も読むことで1冊を読む時間が長くなってしまうからです。
時間がかかることで、本を手に取った時に読みたいと思った気持ちやモチベーションが薄れていってしまいます。
読書好きな人は本屋に立ち寄って何冊かまとめて購入し、そのまま積読になってしまっているという人も多いのではないでしょうか。
これも同様に、手に取った時のモチベーションが時間とともに失われてしまっていることが原因です。
読みたいと思った1冊を集中して読みましょう。
3.読書中にメモを取らない
読書中にノートやスマホのメモなどに書き込む人も多いのではないでしょうか?
しかし、読書中に逐一メモをとるのはやめましょう。
なぜなら、その都度本から意識を外さなければならず、読書の効率が悪くなるからです。
なので、メモを取るのではなく、マーカーなどで線を引く、ページに折り目をつけるといった方法にしましょう。
電子書籍などでも今ではこの機能が付いていますのでオススメです。
そして、本が読み終わったと同時にまとめて気になったことを書き留めます。
その際に大事なのは、本を一切開かずに、自分の言葉で書くことです。
印象に残っている部分を自分の言葉で書くことで記憶に定着できます。
アウトプットにも時間を割く
読書の習慣が身につき、ある程度本を読めるようになったらアウトプットにも時間を割くようにしましょう。
目安としては300冊以上読むことができたあとは、年間50冊をベースに残りの時間はアウトプットに使うようにします。
理由としては「読書をしておけばいいや」と逃げの読書になってしまうからです。
本を読んでやろうと思っていたことがあっても、「読書は必要な時間だから」とついつい読書を優先してしまい、その結果なにも行動できないことがあるからです。
アウトプットにもしっかり時間をかけたほうが生産的です。
オススメのアウトプット方法は以下の二つです。
- ブログに書く
- チャレンジシートの作成
1.ブログに書く
一番のアウトプットはブログに書くことです。
私もアクションリーディングを読んでこのブログの執筆にいたっています。
ブログの書き方は以下の3ステップです。
- 一番印象に残った部分をタイトルに設定
- そのほかの印象に残った部分を小見出しにしてブログの骨格を作る
- 時間を決めてブログに思いのままに書く
私は今までブログに書く際は、本の内容を細かく見るようにして書いていたためかなり時間をかけていました。
今でも全く見返さない訳ではないですが、このやり方のように骨格を作った上で自分が読んで感じたことや学びになったことを書き出していく方法でかなり効率が上がったと同時に、記憶にもとても定着している実感があります。
2.チャレンジシートの作成
チャレンジシートとは以下の4つを書いたシートになります。
- その本を読んだ理由
- 本を読んで良かった部分や印象に残った部分
- すぐに取り組むアクションプラン
- 3ヶ月後には何をするのか、どうなっていたいのか
読んだ後に改めて整理することで、アクションプランが明確になります。
またその行動の結果、目的は達成できたのかを振り返れるように3ヶ月後には何をするのか、どうなっていたいのかを書いておきましょう。
そしてチャレンジシートを振り返ると同時に、本も読み返しましょう。
自分の評価が高かった本は全部、まずまずだった本は線を引いた箇所のみで大丈夫です。
自分が読むべき本を探す方法
自分が読むべき本を探す方法は、「5年後にどうなっていたいのかの目標を立て、そこから遡って考えること」です。
なぜなら5年後の目標を立てることで、自分にどんな知識が必要か、どんな分野の勉強が必要かが明確になるからです。
例えば5年後の目標がベンチャー経営支援で何社か有望なベンチャーを掘り起こし、支援して成長ささせるだったとしましょう。
そうすると本の分野の内容は以下のようになります。
- 日本のベンチャー企業環境
- ベンチャー急成長の条件
- 日本有望ベンチャー各社
- マーケティング、プロモーション関連
このように5年後の目標を立てることで読むべき本が明確になりますね。
5年後は想像しづらいという人は、3年後や1年後でも構いませんし、目の前の業務に必要な知識があるのならばその分野を優先して読むようにしてください。
本記事のまとめ
以上、読書術や読書後のアウトプット、自分に必要な本を探す方法を紹介していきました。
まずブログに書くというアウトプットを私は実践しています。
みなさんも読むだけで終わらずにアウトプットをして、さらに行動に移していきましょう。
必ずのちに成果がついてくると思います。
他にも多くの参考になる情報が載っていますので気になる人は本書をチェックしてみてください。
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